4月13日にドル円レートが1ドル=126円台まで値下がりしました。
これは2002年5月以来19年11ヵ月ぶりの円安水準となります。
2002年に1ドル=126円台をつけて今も名目レートでは同じ水準の円相場となっていますが、その間にアメリカは相当な経済成長を遂げて物価水準も上がりGDPも高くなっています。
日本はその間に物価もほとんど横ばいでGDPも横ばいなため、同じドル円レートでもかなりアメリカの物は割高になっています。
最近ではアメリカは40年ぶりの高インフレとなっていますが、それでも円の方が弱いというのはかなり円の力が弱くなっているという事を意味しています。
日銀の黒田総裁は4月13日この円安傾向でも金融緩和を継続すると表明しています。
日銀が何故金融緩和を続けるのかはこちらを参照。
この発言により日米で金融政策の違いが浮き彫りになり金利差を広げる原因となっています。
今後も日銀が金融緩和を続け、FRBが金融引き締めを行えば日米の金利差は拡大傾向が続きドル円相場は円安方向に動く可能性が高くなります。
もしこれからも円安が進むとすれば円資産の価値は下落します。
円安が進んだ時に資産価値が上がりやすいのは外貨や希少金属の金等です。
これらを購入しておく事で円安に対する資産防衛が可能になります。
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