永世中立国であるスイスは過去守秘義務を根拠として、顧客の資産内容開示請求を拒否する事がほとんどでした。

しかし今回のウクライナ侵攻による各国の経済制裁に対してスイスも同調するという異例の対応を行いました。

スイス銀行家協会はスイスの銀行が保有するロシア顧客の資産が2130億ドルある事を公表しました。

これはスイスの銀行の強い情報秘匿性を考慮すれば異例の対応でロシアのウクライナ侵攻を一刻も早く止めたいという想いの表れと言って良い行動です。